大谷翔平15号ゲットのファンは右手から流血しながら争奪戦で死守「血だらけになったけど価値はあった」

2025年5月16日(金)13時19分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース—アスレチックス(2025年5月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。4回の第4打席で2打席連発となる15号を放った。

 13—2の4回1死一塁で迎えた第4打席、相手2番手・アレクサンダーに対し3ボール1ストライクからの5球目、90・3マイル(約145・3キロ)の速球を捉えると、打球はバックスクリーンへ一直線。15号2ランでさらにリードを広げた。

 この一発は打球速度109・6マイル(約176・3キロ)、打球飛距離418フィート(約127・4メートル)、打球角度21度を計測した。

 2打席連発、1試合2発はともに今季初めてで15本塁打はフィリーズ・シュワバー、ヤンキース・ジャッジと並んで両リーグトップタイに浮上した。5月はこれで8発目で、シーズンに換算すると年55発ペース。自己最多だった54本塁打の昨季を上回るペースで量産している。

 また、この日は昨季、史上初めて達成した「50—50(50本塁打、50盗塁)」を記念し、自身がスライディングするボブルヘッド人形が配布された。

 大谷の15号ホームランボールは、激しい争奪戦の末に地元大学でジャーナリズムを専攻するカイル・ライトさんが右手から流血しながらホームランボールをゲットした。地元在住で年間50〜60試合ドジャースタジアムに通うというライトさんは、大谷のボールをゲットした時の様子について「彼が打った瞬間、ボールがセンターに飛んでくるのがわかったので、すぐに階段を駆け下りました。落ちるのが見えたので、とにかくそれしか考えられなかった。すぐに走って、他にも2、3人走ってきていたけど、急いで拾いました」と明かした。

 年間50〜60試合に通うだけあり、過去にも10本ほどホームランボールをゲット。しかし、大谷のホームランボールは初めてで「最高の気分です。ここでは他にも何本かホームランボールを捕ったことがありますが、これは初めてのオオタニボールです。指が血だらけになりましたけど、価値はありましたよ」とうれしそうに話した。

 過去に何本もホームランボールをゲットしているだけにボールをビニール袋に入れて保管。「ボールを守るためのものを持ってきていました。ポケットに入れると、汚れがついちゃうんですよね。だから、ちゃんとした形で保存できるようにしています」と説明した。

スポーツニッポン

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