佐野ボーイズ、2年生・瀬在が5打点の活躍 石井主将とともに夢舞台へ…石井琢朗杯
2025年5月17日(土)8時40分 スポーツ報知
5打点の活躍の2年生・瀬在(左)をねぎらう石井主将
◆第12回石井琢朗杯選抜中学野球佐野大会 ▽1回戦 佐野ボーイズ19—0栃木さくらボーイズ=4回コールド=(5月11日・エイジェック佐野野球場)
支部交流、リーグ交流の地元開催大会で佐野が底力を見せつけた。
4回コールド19点の爆勝発進。2年生の5番・瀬在陽太が2打数2安打1犠飛で5打点の大活躍だ。初回は右越えに2点三塁打し「チャンスだったんで絶対かえしてやると思った」と胸を張った。2歳上の兄・大哉(仙台育英)は昨年のエース。勅使川原敦監督(55)は「(兄と)タイプは違いますが、出るとチームが盛り上がる」と期待を口にした。
3番・石井蒼一郎主将(3年)は2打席連続死球の後に左前適時打と“大当たり”。昨年の春季全国大会でもレギュラーだった男は「自分の代でも(全国に)出たい」と意気込む。瀬在の存在に「よく打ってくれる。かわいい存在。雑にならずに丁寧にやってくれれば」と期待とエール。憧れの先輩と立った夢舞台に、かわいい後輩とともに—。佐野が夏に向けて走り出した。