前田智徳氏が現役時代の「苦手案件」激白 石井琢朗先輩とベテラン2人で上がったお立ち台で...
2025年5月7日(水)15時53分 スポーツニッポン
BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が5日に放送され、元広島外野手の前田智徳氏(53)と元中日投手の川上憲伸氏(49)がゲスト出演。前田氏が現役時代の「苦手案件」を明かした。
新コーナー「スクープダグアウト」で、番組が2人に提示したのは10の質問。これまでに答えた覚えがない質問に答えればそれが即スクープということで、2人がともに選んだのが「ヒーローインタビューで困った質問は?」だった。
前田氏は「ありますよね。特に私なんて、ヒーローインタビューなんて、もうほとんど受けることなく。拒否することのほうが多かったんで」といきなりぶっちゃけ。
数々の大けがに見舞われながらNPB通算2119安打を放った前田氏だが、現役時代は“孤高の天才打者”と呼ばれ、なかなか取材に応じてくれない報道陣泣かせで有名だった。
「拒否って言い方悪いですけど、ヒーローインタビューっていうのは本当のヒーローが出るところなんですよ」。サヨナラ本塁打を打ったなど明らかに自分がヒーローの場合は取材にも応じるが、そうでない場合は拒否するという前田氏なりの美学があった。
だが、ある時、1学年先輩にあたる石井琢朗氏(54=現DeNAコーチ)と40代の選手2人で一緒にお立ち台へ上がることに。ともに文句なしの活躍を見せた試合だったためヒーローインタビューに応じることには納得したが、その時、インタビュアーから唐突に振られたのが「今日は前田さん、女子高生の姿が多いですね!」という一言だったという。
これに前田氏は「めっちゃ困ったんですよ」とタジタジ。とっさに「女性のことは石井さんに聞いてください!」とお立ち台で口走ってしまった。
現役時代にNPB通算2432安打を放った名選手の石井氏。女性からの人気も高かった。「石井さんのほうが女性の扱いがうまい」という前田氏。女子高生は「苦手案件ですよ」と言い切り、おばあちゃん世代や小さな女の子には対処できても「一番ヤバい。対応が分からない」と思っている女子高生ファンからサインをねだられないようにキャンプから逃げまくっていたと明かした。
「そのアナウンサーもちょっと悪意がありますよね、そういうこと言ってくるから。困らせたろうと思って。日頃困らせてるから、僕が。仕返しされた。絶対悪意ある」と笑わせる前田氏。「だから、それを石井さんに丸投げしたんです」と振り返っていた。
なお、現役時代の寡黙イメージから激変した前田氏。現在はおしゃべり上手なスイーツ大好きおじさんとして大活躍している。