大谷翔平、古巣から今季初3試合連続本塁打でMLB単独トップ16号 ドジャースは拙攻続きで完敗

2025年5月17日(土)13時52分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース2—6エンゼルス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数2安打1打点、今季初で自己最長タイとなる3試合連続本塁打を放ち、16本塁打で両リーグ単独トップに躍り出たが、ドジャースは拙攻が続いて敗れた。

 試合前はキャッチボールのためグラウンドに姿を見せた大谷。練習前には観客席にいた球場をパトロールする犬に近寄ってなでるなどリラックスした表情を見せ、キャッチボールを終えると、使っていたボールをサプライズでプレゼントした。その後は左翼から右翼、一塁ベンチ前、本塁後方とグラウンドを1周。古巣・エンゼルスの元同僚ウォード、ネト、アデル、デトマーズらや、球団関係者と久々の再会であいさつを交わしていた。

 前日15日(同16日)の本拠地・アスレチックス戦で2打席連続本塁打を放つなど2戦3発を放って調子を上げていた大谷。3戦連発の期待がかかっていた。初回先頭の1打席目は中前安打を放って3試合連続安打で13試合連続出塁。3回2死一塁の2打席目も四球を選んで出塁した。3点を追う5回1死一塁の3打席目は二ゴロ併殺打で今季初の併殺。チャンスを広げることは出来なかった。

 それでも3点を追う8回1死走者なしの4打席目に、3番手右腕・ゼファジャンの内角低めカットボールを捉えて3試合連続弾となる16号ソロ。打球速度114・9マイル(約184・9キロ)、飛距離416フィート(約127メートル)で中堅右に運んだ。だが、1死一塁でフリーマンがこの試合5個目の併殺打となる遊ゴロ併殺打に倒れた。

 ドジャースは先発のメイが初回にモンカダに3号2ランを浴びると、4回にも2者連続死球などで1死満塁のピンチを迎えるとネトに左翼へ2点適時打を浴びて5回4失点で降板。打線は初回にフリーマン、2回にパヘス、5回に大谷、7回にパヘスと併殺打の山でことごとくチャンスをつぶした。4回にはマンシーの右中間への適時二塁打で1点を返したが、リードを許す展開が続いた。8回に大谷の一発で2点差に迫ったが、9回に再び失点してリードを広げられた。

 

スポーツ報知

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