伊東勤氏 阪神・佐藤輝明が迎える最初の試金石は?「ここを乗り切れば凄い打者になる」
2025年5月17日(土)20時30分 スポーツニッポン
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が、自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。好調・阪神打線を引っ張る佐藤輝明内野手(26)がここを乗り切れば凄い打者になるという勝負どころを解説した。
17日の広島戦も2安打2打点。現在リーグトップの11本塁打と佐藤輝が首位・阪神を引っ張る。
伊東氏は「構えを含めてリラックスして打席に入っている。昨年までの強引なところがなくなり、逆方向にも飛ばしている」と評価した。
広い甲子園球場でも柵越えできるパワーもあり、40本塁打も期待できる。
ただ、その前の交流戦が試金石となるという。「交流戦では普段対戦しないピッチャーと対戦する。データも含めてどう変わるか」と指摘した。
「交流戦をうまく消化していけば凄いバッターになると思うが、良い状態で(交流戦に)入って抑えられたりすることもある」と、佐藤輝の好調が本物か真価を問われると解説した。
チームも同じ。「調子が悪いチームが昨年交流戦優勝した楽天のように勢いをつけたり、きっかけを掴むことがある」と続けた。
佐藤輝が交流戦で今のペースを保ち、チームも勝率を落とさずに乗り切れば2年ぶりのペナント制覇も見えてきそうだ。