「大谷翔平の日」は3打席目まで快音なし2三振 カーショー4回5失点KOで今季初登板初勝利ならず

2025年5月18日(日)11時41分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2打席凡退して迎えた1点を追う4回2死一塁の3打席目も、フルカウントから空振り三振を喫した。

 エンゼルスの先発はタイラー・アンダーソン投手(35)。23年にはエンゼルスで大谷ともともに戦ったことのある左腕だ。昨季10勝(15敗)を挙げると、今季も試合前の時点で8登板で2勝1敗、防御率2・58と好調。だが大谷は、21、22年に対戦して7打数4安打の打率5割7分1厘で、21年には本塁打も放っていた。

 1回表は今季初先発となった通算212勝左腕・カーショーがオハピーに2点適時打を浴びるなど3失点。3点を追いかける展開で初回先頭で1打席目に立った大谷は2球で追い込まれると外角低めのチェンジアップに手が出て空振り三振に倒れた。だがベッツ、フリーマンの連打で1死一、二塁のチャンスを作ると、パヘスが中堅へ9号3ランを放って追いついた。

 3—3の同点で迎えた2回2死走者なしの2打席目はフルカウントから外角の直球をはじき返したが中直。鋭い当たりだったが、あとひと伸び足りなかった。カーショーは3、4回にも1点ずつを失い、2点を追う4回はE・ヘルナンデスのソロで1点差に迫ったが、大谷の2死一塁の3打席目は空振り三振だった。カーショーは4回5安打5失点で降板して今季初登板初勝利はならなかった。

 現地時間のこの日5月17日は、昨年米カリフォルニア州ロサンゼルス市が、選手としての功績や影響力などをたたえて制定した「大谷翔平の日」。昨年は試合前にロサンゼルス支庁を訪問し、市議会で表彰を受けると、その後本塁打を放って自ら祝砲とした。さらにこの日は、父・徹さんの63歳の誕生日でもある。日本人史上初となる4試合連続本塁打に期待は高まる。

 14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦で13号先頭打者本塁打を放つと、自身のボブルヘッド人形が来場者に配布された15日(同16日)の同カードでは2打席連続弾。さらに前日16日(同17日)の古巣・エンゼルス戦でも今季初の3試合連続弾となる16号ソロを放ち、確変モードに突入していた。

 この日の試合前にはブルペン入り。23年9月の右肘手術後最多となる50球を投げ込み、最速95マイル(約153キロ)もマークした。その後は花巻東高の3学年先輩の菊池雄星投手(33)にあいさつし、その後佐々木朗希投手(23)、山本由伸投手(26)も加わって計13分間談笑していた。

スポーツ報知

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