ドルーリー朱瑛里は女子1500Mで12位 「貧血で少し値が安定しない」と苦悩明かすも「体調を改善して」
2025年5月18日(日)20時37分 スポーツ報知
女子1500メートル決勝、力走するドルーリー朱瑛里(カメラ・岡野 将大)
◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)
女子1500メートルで、昨年8月のU20世界選手権代表のドルーリー朱瑛里(岡山・津山高)は4分23秒96の12位だった。日本記録保持者の田中希実(ニューバランス)らシニア選手とともに出場したが、苦しいレース展開となった。だが、「このようなすごく大きな大会で走る機会をいただいてすごく感謝しています。こういったレベルの高い中で走ることができて、私自身も成長することができますし、今後に向けていい成長のきっかけになりましたし、刺激をたくさんもらえるような機会になりました」と前向きに語った。
一方で、今季初戦となった4月末の織田記念では16人中15位に終わるなど、思うような結果は残せていない。「貧血というところで少し値が安定しない部分があったりして…。自信をつけるような練習という部分で、あまり手応えを感じることができないことがありました」と厳しい表情で語った。
ただ今季は高校生としてラストイヤーとなる。「原因である体調をしっかり整えるという部分で、そこをしっかりと改善して、次のレースに向けて頑張りたいと思います。今年1年は選手としてだけでなく、応援されるような、人としても成長できるような、記憶に残るような選手になれるように頑張りたいと考えています」と決意を述べた。