【とこなめボート G2レディースオールスター】白鳥幹太の“超イイ値”は遠藤エミ 絶品の大ワザで突破

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　ボートレースとこなめのG2「第10回レディースオールスター」は5日目の準優勝戦10〜12Rが行われ、18日の最終日12Rで争われる優勝戦メンバーが決まった。白鳥幹太記者の「超イイ値」は大外6号艇となった遠藤エミに妙味ありとみて白羽の矢を立てた。

　準優10Rをチルト3度で勝負をかけた堀之内がレース後にしみじみとこう漏らした。「私の3度は追い風だとダメなのでどうするか迷ったんですけどね。でもファンの方はこれで勝つことを期待して私に投票してくれたと思うし、腹は決めました」。結果は別にしてファンの思いは、選手にガッツリと響き渡っている。

　さあ、いよいよファイナル。穴党からすれば狙い目の絞り込めない激戦に映る。月末のSGに参戦する強豪が浜田、川井、遠藤の3人。その中でも狙いは昨年の女子MVP遠藤だ。

　準優10Rは2コースから先捲りを打った川井の外を行って、2Mで前田を回して差して優出切符をつかんだ。「出足が良くて、変わらずいい感じでいけた。チャンスはあると思いますよ」と外発進でも展開ひとつで十分勝算はある。アウトから絶品さばきで昨年のプレミアムG1ダブル獲りに新たな勲章を加えて、女子タイトル総ナメといこう。

　穴の展開想定はスタートキレキレの井上が強気に仕掛けて攻めの起点になる。いやいや、細川が地元ファンの思いを乗せて4カドからズドンもあるか。そこを狙い澄ました捲り差しハンドルで緑のカポックが強襲する。これが高配当をつかみ取るシナリオだ。

　遠藤は笑みを交えて感謝の言葉を口にする。「とこなめは水面からファンの方がよく見えるんですよ。凄い飛び跳ねて喜んでくれるのが見えて私もうれしかったです」。遠藤から勝負して歓喜の美酒を味わおう。

　【白鳥の買い目】＜6＞＝＜2＞、＜6＞＜4＞、＜6＞＜1＞流し。

　◇白鳥　幹太（しらとり・かんた）今節は穴予想に徹したが、月末のまるがめオールスターでは本紙予想を担当。3連単で1日10本的中を目指したい。