井上尚弥のサイン入りグラブ2点で140万円「世界チャンピオン会」で能登復興支援チャリティーオークション
2025年5月19日(月)20時43分 スポーツ報知
写真に納まる歴代の世界チャンピオン
プロボクシングの男女歴代世界チャンピオンで構成する「世界チャンピオン会」が19日、東京ドームホテルでファンミーティング「能登復興支援 懇親の夕べ」を開催した。ファン約200人が集まる中、元世界フライ、バンタム級王者・ファイティング原田さん(82)を筆頭に男女41人のチャンピンが参加した。
白井義男さんが1952年5月19日に日本人初の世界王座を獲得し、現在までに男女で100人以上のチャンピオンが誕生。同会の浜田剛史会長(元WBC世界スーパーライト級王者)は「今のボクシング界は世界王者も多く出て盛り上がっている。これも先輩たちが土俵を作ってくれたおかげ」と先人に感謝した。王座奪取時にはIBFが非公認だったため、日本ボクシングコミッションにはいまだ世界王者としてカウントされていない元IBF世界バンタム級王者の新垣諭さん(61)も同会に初参加した。
チャリティーオークションでは世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のサイン入りグラブ2点も出品。それぞれ70万円、計140万円で落札された。落札金は能登復興支援のために全額が寄付される。浜田会長は「これからも元チャンピオンの集まれる機会を増やせればと思う。ファンあってのボクシング界。これからもどんどん恩返しをしていきたい」と話していた。