広島・新井監督 休養日に愛息を異例の現地応援「関西学生を見たくて」長男と次男が関学大、関大に所属
2025年5月19日(月)20時25分 スポーツニッポン
◇関西学生野球春季リーグ第6節1回戦 関学大3—2近大(2025年5月19日 マイネットスタジアム皇子山)
広島の新井貴浩監督が19日、長男で関学大の亮規浩(あきひろ=3年)がベンチ入りした関西学生野球の春季リーグ戦を観客席で応援した。
「(17日の)1回戦が雨で流れたので(順延日となった)月曜日に見に行けるなと思っていた。ベンチ入りした息子を見に来たというよりも、お世話になっている関西学生野球を生で見たいと思っていた。雰囲気も良く、レベルが高いリーグだなと感じました」
18日まで甲子園での阪神3連戦を指揮した新井監督は、休養日を利用して滋賀県大津市内にある皇子山球場で関西学生野球を初観戦。長男の出場機会は訪れなかったものの、今節から大学初のベンチ入りを果たした愛息の姿を観客席から見守った。
次男の颯真(1年)は、今年4月に同連盟に所属する関大に入学。次男はベンチ外ながら、同監督は関学大戦後に行われた関大—京大戦も見守ってから球場をあとにした。
新井監督は昨夏、高3だった次男の兵庫大会を現地で応援してからマツダスタジアムでのナイターを指揮したことでも話題となった。
長男の亮規浩は、背番号25、1メートル85の大型一塁手と父の面影を感じさせる好選手。今春リーグ戦では3季連続優勝に挑戦中で、「今日は現地で見てもらうことができてよかった。残りも最高の試合をしたいです」と意気込んだ。