元川崎DF谷口彰悟所属アル・ラーヤンが名将招聘か。アル・ヒラルでACL優勝
2023年5月20日（土）8時5分 FOOTBALL TRIBE
川崎フロンターレ元主将の日本代表DF谷口彰悟を擁するカタール1部アル・ラーヤンSCは、サウジアラビア1部アル・ヒラル元監督のレオナルド・ジャルディム氏を招へいすることが確実だと報じられている。
ジャルディム氏はポルトガル1部スポルティングCPやフランス1部ASモナコなど、これまで欧州の複数クラブを指揮。モナコ監督時代の2016/17シーズンにチームをリーグアン優勝、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト4へ導いている。
また同氏は、2021年6月から昨年2月にかけてアル・ヒラルを指揮。元FC東京所属選手DFチャン・ヒョンスらを擁する中、2021年のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）で優勝。昨年6月からはUAE1部のシャバーブ・アル・アハリ・ドバイFCを率いている。
そのジャルディム氏の去就について、欧州の移籍事情に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は今月19日に「ジャルディムとアル・ラーヤンの交渉は順調に進んでいる。最終的な詳細部分で合意に達したら、すぐに契約を結ぶ予定だ」と伝えている。
アル・ラーヤンは2022/23シーズンの開幕から7戦連続未勝利と苦戦も、谷口のデビュー戦で今季初白星。今月9日のリーグ最終戦で勝利し、5勝5分12敗の9位でシーズンを終了。2部自動降格圏内の12位アル・スィーリーヤから勝ち点4差とかろうじて残留している。
また谷口は昨年12月に川崎を退団し、アル・ラーヤンと2年半契約を締結。リーグ戦15試合の出場で1アシストをマークしたほか、ACL西地区ラウンド16のアル・ドゥハイル戦では元柏レイソル所属選手FWマイケル・オルンガとマッチアップしていた。
センターバックの主力としてチームをけん引している谷口。2023/24シーズンからCLベスト4、ACL優勝の実績を持つ名将のもとでプレーすることになりそうだ。
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