性行為を不同意撮影の元G大阪FWがトルコで5カ月ぶりゴール

2025年5月20日(火)14時30分 FOOTBALL TRIBE

ファン・ウィジョ 写真:Getty Images

 トルコ1部スュペルリグのアランヤスポルに所属する韓国人FWファン・ウィジョは、5月19日にホームで行われたリーグ第36節のベシクタシュ戦(1-1)に先発出場し、約5カ月ぶりとなるゴールを挙げた。


 2017-2019年にJ1のガンバ大阪でプレーし、J1通算59試合23ゴールを記録しているファンは、今年2月14日に「性暴力犯罪処罰法違反(カメラなどを利用した撮影)」の罪でソウル中央地裁から懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受けた。200時間の社会奉仕と400時間の性暴力治療講義受講も命じられたが、ファン側と検察側の双方が判決を不服として控訴している。


 ファンは2022年6月から9月にかけて、女性2人に同意なく4回にわたり性行為映像を違法撮影した容疑で物議を醸した。この事件は2023年6月に「ファンの元恋人」を名乗る人物がSNSで暴露したことがきっかけで明るみに出た。2024年10月の初公判でファンは罪を認めている。なお、「元恋人」を名乗って映像を流出させたのはファンの実兄の妻とのことだ。


 現在32歳のファンは、2013年に韓国の城南一和天馬(現K2リーグ・城南)でデビュー。G大阪でプレー時には類まれなゴールセンスを披露し活躍し、2018年にはJ1年間ベストイレブンに選出されていた実力の持ち主だ。今2024/25シーズンはトルコ1部でリーグ戦28試合6ゴールを記録しており、降格争いに巻き込まれるチームの中で貴重な得点源となっている。

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