大谷翔平17号&ベッツ2打席連発も空砲 ドジャース今季ワースト4連敗…ことごとく采配裏目に
2025年5月20日(火)13時58分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース5—9ダイヤモンドバックス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、17号ソロを放つなど4打数1安打1打点に終わり、チームは敗れて昨年7月7〜11日(同8〜12日)以来、今季初で313日ぶりの4連敗となった。
大谷は、過去9打数2安打1打点で本塁打はなしで、8日(同9日)に3打数無安打に抑え込まれた先発右腕・ファットと対戦した初回先頭の1打席目は二ゴロ、2打席目は中直に倒れた。チームも1—7と6点のリードを許す中で迎えた6回1死走者なしの3打席目に、3試合ぶりの本塁打となる17号ソロを放った。外角84マイル(約135キロ)スイーパーを捉えて左翼席に運び、打球速度は107・4マイル(約172・8キロ)、飛距離389フィート(約119メートル)、打球角度28度だった。8回の4打席目は元ヤクルトの右腕・マクガフと対戦したが、二ゴロに打ち取られれた。
エンゼルスにまさかの3連敗を喫して迎えた本拠地9連戦の7試合目。オープナーの左腕・ドライヤーを起用したが、2回までに3失点。初回には本職が二塁、遊撃の内野ながら中堅で起用した金慧成(キム・ヘソン)
がボールを見失って適時二塁打になるミスもあった。3回から2番手で登板した本来先発のナックは、いきなり1イニング目に2発の2ランを被弾。3回終了時点で0—7と大量リードを許した。オープナー起用、金慧成の中堅起用、ナックの投入タイミングなどことごとくロバーツ監督の采配が裏目に出た。
それでもファイティングポーズを崩さなかったドジャース打線。4回にチーム初安打となるソロをベッツが放つと、6点を追う6回には大谷、ベッツが2者連続本塁打。4点差に迫った。だが、8回に3番手右腕・サウワーが9番打者のペルドモに2ランを被弾。再びリードを広げられた。