不倫報道で異例の処分!既婚男性キャディーは9年間“出禁” 川崎春花、阿部未悠、小林夢果に厳重注意など
2025年5月20日(火)19時25分 スポーツニッポン
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、今年3月に一部週刊誌で既婚男性キャディーが女子プロ3人と関係を持ったと報じられた問題についての処分を発表した。
この問題は、今年3月に一部週刊誌が、既婚男性キャディーが女子プロ3人と関係を持ち、男性キャディーの妻の女子プロがJLPGA理事に「通報」したなどと報じていた。小林浩美会長は不倫報道について調査を開始したことを明らかにしていた。
発表では、今月19日に懲戒諮問委員会及び理事会を開催。「川崎春花会員、阿部未悠会員、小林夢果会員、栗永遼氏及び福本佳世会員に対する措置等、並びに弊協会としての再発防止策を検討」し、川崎・阿部・小林に対しては厳重注意と新人セミナーの受講義務づけが科された。「積極的に引き起こしたのではないこと、真摯に反省していること」などが理由としている。また、理事の福本佳世はけん責処分となった。
キャディーの栗永遼氏について「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」とした。
「JLPGAツアーはシード権等一定の出場資格を有する者同士が年間を通じて競い合うものであり、出場資格を有する者同士の紛争は一般的な団体に比べ弊協会の秩序に与える影響が大きいこと、本件は栗永遼氏が弊協会の会員の配偶者でありながら、弊協会の他の複数の若年の会員に対して積極的に働きかけたことにより引き起こされたこと、酌むべき事情が特にないことなどの諸事情を総合考慮したものです」とした。