横浜M、神戸戦で戦術変わる?練習前に新方針明示 宮市「もしかしたらマリノスの戦い方ではないかも」

2025年5月20日(火)16時4分 スポーツニッポン

 J1単独最下位に沈んでいる横浜F・マリノスは20日、神奈川県横須賀市内のF・マリノススポーツパークで全体練習を行い、あす21日の神戸戦(日産スタジアム)に向けて調整した。

 負ければクラブワースト記録更新となる7連敗を阻止するため、練習前にはミーティングを実施。パトリック・キスノーボ監督から戦術における新たな方針が明示されたという。FW宮市は練習後取材で詳細こそ明かさなかったが「チームとして目指す方向性が明確になった。やるべきサッカーがはっきりした。やり方は変わると思う。内容(を取材対応で話すこと)は控えたいけど、明日(の試合を)見てもらえれば分かると思う」と語った。

 昨季リーグワースト4位の62失点を喫した守備の再建を掲げたホーランド前監督は就任当初から新戦術3バックに着手するも、開幕節・新潟戦途中から急きょ4バックに変更。明確な方針が定まらなかった中で開幕6戦までは複数失点こそなかったが、深刻な得点力不足に陥った。現在も3試合連続無得点でクラブ最大の武器アタッキングフットボールの姿はなく、守備面も直近6戦計14失点と崩壊している。

 攻撃力の復活と守備の立て直し…。勝ち点を拾いながらの両立は簡単ではない中、指揮官がミーティングで示した内容とは——。主将のMF喜田は「チーム内で共有することなので」と多くを語らず、指揮官も「まずは自分たちのやるべきサッカーを出す。いい部分を出しながら我々のやり方で明日の試合に臨む」と話すにとどめた。

 神戸戦で目指すのは連敗脱出とキスノーボ監督体制初勝利。宮市は「それ(新たな方針)を遂行するだけ。楽しみ。変化が加わってくるので、そこをどう戦っていくか。これは、もしかしたらマリノスの戦い方ではないのかもしれないけど、それでも、みんな一丸となっていくことが大事。明日はそういった姿勢を見せていきたい」と覚悟を示した。

スポーツニッポン

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