名将の薫陶を受けて…ファーガソン&ヴェンゲルの下でプレーした3人の選手

2018年5月21日(月)18時0分 サッカーキング

プレミアの一時代を築いたヴェンゲル監督(左)とファーガソン氏(右) [写真]=Man Utd via Getty Images

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 長らくアーセナルを指揮してきたアーセン・ヴェンゲル監督が、22年間のロンドン生活に終止符を打った。“盟友”サー・アレックス・ファーガソン氏とともに21世紀を代表する監督であり、プレミアリーグで一時代を築き上げた名将でもある。幸運にも、その偉大な2人の名将の元でプレーすることができた3人の選手を紹介する。

■ダニー・ウェルベック(イングランド代表)
マンチェスター・U…2008年〜2014年
アーセナル…2014年〜在籍中

 マンチェスター・Uでプロデビューを果たしたファーガソン氏の教え子。その後プレンストン、サンダーランドへのレンタル移籍を経て、2011−12シーズンにマンチェスター・Uへ復帰した。同シーズンにキャリアハイとなる9ゴールを奪ったものの、ウェイン・ルーニー、ロビン・ファン・ペルシー、ハビエル・エルナンデスの厚い壁を破れずに出場機会を減らす。

 そして2014−15シーズン、ラダメル・ファルカオの加入に押し出される形でアーセナルに移籍した。加入当初から負傷に悩まされ、ストライカーとしてゴールを奪うことはなかなかできず。ヴェンゲル監督最後のシーズンは、28試合出場5ゴールという結果に終わっている。

■ロビン・ファン・ペルシー(元オランダ代表)
アーセナル…2004年〜2012年
マンチェスター・U…2012年〜2015年

 アーセナル移籍直後は“大エース”ティエリ・アンリの陰に隠れていたが、程なくしてその役割を担うこととなった。10−11シーズンに背番号を「10」に変えると、リーグ戦25試合18ゴールを記録。そして翌年、キャリアハイとなる38試合30ゴールをマークし、初の得点王を獲得した。

 12−13シーズンにマンチェスター・Uへ移籍しても得点力は衰えず、38試合26ゴールを決め、2年連続の得点王を手中に収めた。しかし、ファーガソン氏の引退後、デイヴィッド・モイーズ監督、ルイ・ファン・ハール監督の下ではケガの影響もあり思うように得点を伸ばせず。15−16シーズンにフェネルバフチェへ移籍した。

■ミカエル・シルヴェストル(元フランス代表)
マンチェスター・U…1999年〜2008年
アーセナル…2008年〜2010年

 ファーガソン氏とヴェンゲル監督のもとでプレーした初のフランス人選手。99−00シーズンにマンチェスター・Uへ加入すると、リーグ戦31試合に出場した。その後、センターバックとサイドバックをこなすユーティリティー性を評価され、7シーズン連続リーグ戦30以上の試合に出続ける。

 その後9年在籍したマンチェスター・Uを離れる決断をし、07−08シーズンにアーセナルへ移籍したものの、30歳を迎えたシルヴェストルはかつてのクオリティーを示すことができず。2年後の10−11シーズンにブレーメンへ旅立った。

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