ブライトンFWファーガソンがハット達成！　18歳以下ではプレミア史上4人目

　ブライトンに所属するアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンの活躍に注目が集まっている。

　E・ファーガソンは2日に行われたプレミアリーグ第4節のニューカッスル戦に先発出場し、27分にこぼれ球に反応して先制点をマーク。さらに、65分にはミドルシュートで2点目を記録すると、70分には三笘薫のパスを受けてから左足を振り抜いたのが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、ハットトリックを達成した。なお、チームは3−1で勝利し、2試合ぶりの白星を収めている。

　この結果、データサイト『OPTA』によると、2004年10月19日生まれで現在18歳のE・ファーガソンは、イングランド人MFクリス・バート・ウィリアムズ氏、元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏、同FWマイケル・オーウェン氏（3回記録）に次いで、18歳以下でハットトリックを達成したプレミアリーグ史上4人目の選手になったという。

　また、2022年2月にプレミアリーグデビューを果たしたE・ファーガソンは、24試合出場目にして得点関与数が「10」（試合終了時で10ゴール2アシスト）に到達。イングランド人ではない18歳以下の選手で10ゴール以上に関与したのは元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏以来、2人目となった。

　試合後、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「今日の彼には満足している。ゴールだけではなくね。特に前半のパフォーマンスには満足している。正しいポジション見つけることができていた」と活躍を見せたE・ファーガソンに賛辞を送りながら、次のように続けた。

「ニューカッスルは4−4−1で守っていて、彼にはスペースがあり、それがどこにあるのかを理解していた。彼は自分のクオリティーを完璧にするために取り組んでいる。さらにビッグに、ビッグ、ビッグになれる。偉大な選手になるためのクオリティーは十分にある。ヨーロッパ最高の得点者の一人にもなれる。彼は2004年に生まれた18歳だ。彼のように決められる若い選手を私は多くは知らない」