クラブワースト6連敗中の横浜FM、主将MF喜田拓也の豪快ミドルで同点に追いつく…戦い方の転換でリーグ4戦ぶり得点

2025年5月21日(水)19時55分 スポーツ報知

前半43分、同点のゴールを決める横浜M・喜田拓也 (カメラ・中島 傑)

◆明治安田J1リーグ▽第13節 横浜FM—神戸(21日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで神戸と対戦し、前半を1—1で折り返した。

 17日に京都に0—3で敗れ、現在2008年のクラブワーストに並ぶ6連敗・10戦未勝利。今季わずか1勝で最下位と低迷が続く中、中3日で今節はリーグ2連覇中の神戸と対戦する。

 今季初勝利を挙げた3月16日のG大阪戦(2〇0)以来となる勝利へ、京都戦から先発の入れ替えは3人でDF松原、MF植中、FW宮市が名を連ねた。

 連敗脱出へ戦い方を変えた。開幕から、自陣からボールをつなぐことに固執していたが、この日はGK飯倉はゴールキックでロングキックを選択。自陣でボールを失うリスクを極力減らし、シンプルな攻撃でゴール前に迫った。割り切ったことで迷いは消え、左ウィングの宮市のスピードを生かした攻撃を見せる。前半12分には高い位置でのボール奪取からのショートカウンターでMF植中が右足シュート。GK前川にはじかれたものの、このプレーで獲得したCKの流れからDF永戸が豪快な左足シュート。惜しくもバーにはじかれたものの、チャンスを作る。

 しかし、一瞬の隙を突かれた。前半19分。神戸のFWエリキに左足シュートを決められて先制点を許した。

 それでも、前半23分にはMF山根が惜しいミドルシュートを放つなど、いい流れだったが、前半28分にFW宮市が負傷交代を余儀なくされた。アクシデントに見舞われたものの、横浜FMの戦う姿勢は強くなる。すると、前半43分に主将のMF喜田が豪快な右足のミドルシュートをゴール左へ決めて、リーグ4戦ぶりのゴールで同点に追いつき、前半を1—1で折り返した。

スポーツ報知

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