女性が一度は住んでみたい憧れの街トップは「横浜」、"実際に住みたい街"の1位は?
2025年5月23日(金)10時0分 マイナビニュース
CHINTAIは、「住みたい街ランキング2025 首都圏版」および「一度は住んでみたい憧れの街」の調査結果を5月21日に発表した。調査は、女性向け賃貸物件検索サイト『Woman.CHINTAI』に掲載された賃貸物件のうち、首都圏エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)の問合せ数を集計。「一度は住んでみたい憧れの街」については、未婚女性のみを対象にしている。
はじめに、住みたい街ランキングで1位に選ばれたのは東京メトロ東西線「浦安駅」だった。次いで2位にはJR中央線の「荻窪駅」、3位にも同じくJR中央線「高円寺駅」が続いた。中央線沿線がTOP10に4駅もランクインしており、都内でも特に人気の高いエリアであることがうかがえる結果に。特に「荻窪」と「西荻窪」の大幅ランクアップが目立った。中央線は交通利便性に加え、商店街やカフェなど日常を心地よく過ごせるスポットが充実しており、住環境としての魅力も高まっている。近年は、利便性だけでなく、自分らしいライフスタイルを大切にしたいと考える女性たちからも、街の雰囲気や暮らしやすさが支持されているようだ。
また、都内の主要駅へのアクセスの良さに加え、スーパーや飲食店、ドラッグストアなど、生活に必要な機能がコンパクトにまとまった「浦安」「川崎」「北千住」といった都市隣接型エリアが、今年のランキングで上位に。通勤・通学の利便性と日常生活のしやすさを両立できる街として、女性たちから高い支持を集めている。
さらに、住みたい街ランキングTOP50の中から、前年と比べて大きく順位を伸ばした駅をピックアップ。今年注目度が急上昇した街TOP5に選ばれたのは、1位「新浦安駅」、2位「地下鉄赤塚駅」、3位「国立駅」がランクインしている。
1位の「新浦安」は、昨年268位から224ランクアップ。整備された街並みや商業施設の充実といった利便性の高さが、幅広い女性からの関心を集めたよう。
次に、憧れの街ランキングで1位に輝いたのは、JR東海道本線「横浜駅」だった。2年連続で1位に選ばれた「横浜」は、交通の利便性はもちろん、ショッピングやグルメ、アートなど、あらゆる“理想的な要素”がそろった街として、長年多くの人の憧れを集め続けている。
2位にはJR東海道本線「東京駅」、3位にはJR中央線「吉祥寺駅」が続いた。、2位の「東京」、3位の「吉祥寺」にも共通しているのは、日々の暮らしそのものが“絵になる”街であるという点。これらを憧れの街として選んだ理由として、「街が洗練されている」「おしゃれな店が多い」といった声が多く寄せられた。単なる通勤の利便性や家賃の手頃さといった“機能性”ではなく、街の雰囲気やそこに流れる空気感、そして自分らしく、心地よく日常を過ごせるかどうかが、憧れの基準になっているようだ。
2025年のランキングでは、「神奈川」「大船」「宇都宮」といった、これまで上位ではなかったエリアが大幅に順位を上げた。いずれも都市部へのアクセスが良好でありながら、落ち着いた街の雰囲気や生活のしやすさといった点で注目を集めている。
「神奈川」は横浜駅至近の立地ながら、落ち着いて暮らせる環境が魅力。「大船」は湘南・鎌倉エリアへの拠点でありつつ、生活に必要な施設も充実していることから、実用性とゆとりのバランスが取れた街として評価を集めている。「宇都宮」は都心から距離があるものの、新幹線利用での通勤可能性や、地元で完結する暮らしやすさから注目が高まっている。