巨人の「トレード補強」は必要?球団OB注目の巨人育成選手は誰だ 「1塁と3塁守れる」「長打も打てる」

2025年5月23日(金)17時20分 J-CASTニュース

プロ野球巨人で投手としてプレーした元大リーガーの高橋尚成氏(50)が2025年5月22日にユーチューブを更新し、巨人の戦力補強について私見を述べた。

「ティマはハンドリングが滅茶苦茶いい」

巨人は、主砲・岡本和真内野手(28)が5月6日の阪神戦で左ひじを痛めて戦線離脱。スポーツ紙の報道によると、岡本は「左肘の靱帯損傷」と診断され、全治は3か月程度で前半戦の復帰は絶望的だという。

チームは岡本に代わる主砲として、ソフトバンクからリチャード内野手(25)を交換トレードで獲得した。

高橋氏は、今後も巨人がトレードを行う可能性があると指摘する一方で、巨人育成選手のフリアン・ティマ選手(20)に注目した。

ドミニカ共和国出身のティマは、21年2月に16歳の若さで巨人と育成契約を結んだ。身長194センチ、体重106キロの体格で、内野、外野を守れる選手だ。24年は2軍で115試合に出場し、打率.251、15本塁打、53打点を記録した。

今シーズンも2軍でプレーし、支配下登録を目指している。

巨人の臨時コーチとしてティマのプレーを見たという高橋氏は「ティマを(1軍に)上げればいいと思う。でも、外国人枠があるので、なかなか難しい問題かもしれないが、ティマはサードとファーストを守れるし、ハンドリングが滅茶苦茶いい」と高い評価を与え、こう続けた。

「いきなり支配下になる可能性は十分にある」

「ティマはまだまだ若い。もし外国人の誰かが、ケガとか調子が出ないとか、そういうことで(外国人)枠をひとつ空けることができれば、ティマの可能性は十分あると思う。ティマは体も大きくなっている。以前は体がひょろひょろだった。去年見たとき、体がものすごく大きくなっていた。いい選手になるなという感じ」

主砲の戦線離脱はチームに大きな影響を与えている。岡本が離脱後のチーム成績は6勝8敗と負け越し、22日時点でリーグ4位だ。右の大砲として期待されるリチャードは、移籍後、7試合に出場して2本塁打を記録するも、打率は.150と振るわない。

このような状況の中、高橋氏は「(ティマは)長打も打てるし、右バッター。十分に期待できる選手」とし、次のように持論を展開した。

「たぶん、阿部(慎之助)監督が2軍監督のときに、一緒にプレーしている。そういうことを考えたら、ティマの成長ぶりを阿部監督が見ていると思う。これは面白い存在になると思う。ただ、外国人枠。そこだけが問題になる。それこそ、(エリエ)ヘルナンデスに何かあったときには、ティマがいきなり支配下になる可能性は十分にあると思っている」

リーグ連覇を狙う阿部巨人。今後、どのような形で戦力補強が行なわれるのか。指揮官の動向に注目される。

J-CASTニュース

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