【Bリーグ】CSファイナル前日会見で意欲 シーズン勝率1位の宇都宮と天皇杯王者・琉球の東西横綱対決

2025年5月23日(金)16時21分 スポーツニッポン

 バスケットボールBリーグのチャンピオンシップ(CS)ファイナルは、5月24日に横浜アリーナで開幕する。シーズン勝率1位で東地区1位の宇都宮と、天皇杯王者で西地区1位の琉球との、東西横綱対決は、2戦先勝方式で争われる。シーズン勝率1位チームの優勝、天皇杯王者の優勝がともに史上初となる注目対決となった。

 23日は前日会見が行われた。宇都宮のジーコ・ヘッドコーチ(HC)代行は「長いシーズンをファイナルのために、すべてを懸けてやってきた」と強い思いを話した。今季は2月に、ブラスウェルHCが心臓疾患が原因で急死する大きな不幸があった。比江島慎(34)は「今季に懸ける思いは特別なものがある。(ブラスウェル氏を)日本一のHCにしたい」と、3季ぶりのファイナル制覇への思いを話した。

 4季連続のファイナル進出で2季ぶりの優勝を狙う琉球の桶谷HCは「選手が一丸となって成長し、ここまでこれた」と話した。4月に「ミスターキングス」と呼ばれる岸本隆一(35)が左足小指の骨折で手術を受けて離脱。CS直前の激震だったが、逆境だからこそ「優勝をもっと大きな目標にすることができた」と言う。小野寺祥太(30)も「岸本さんのためにも、優勝したい」とエース不在を逆にチームの力にする意気込みだ。

 試合に向けて比江島は「琉球はディフェンスにスキがない。まず、フィジカルバトルに負けないこと」と話す。小野寺は宇都宮のポイントゲッターである比江島とニュービルの名を挙げ「2人がキーになる。コミュニケーションをとって守りたい」。ともにポイントに挙げたのは、リバウンドとルーズボールの獲得。横綱同士の戦いは、球際の厳しい争いが、勝負を分けることになりそうだ。

スポーツニッポン

「ファイナル」をもっと詳しく

「ファイナル」のニュース

「ファイナル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ