日本ハム・新庄監督「僕のおかげ!」 金村の3完封&12球団トップ“10完投”を自画自賛
2025年5月23日（金）22時48分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム１—０楽天（2025年5月23日 楽天モバイル）
日本ハムの新庄剛志監督（53）が、3度目の完封勝利を飾った金村尚真投手（24）の好投でチームの完投数は両リーグ断トツの「10」となった。
指揮官はこの数字を「僕のおかげでしょうね」と自画自賛した。
「加藤（貴之）くんも、（監督の）1年目かな。4、5回で替えましょうみたいに投手コーチから言われてて。何を言ってるの、完投でしょって。それで僕はずっと投げさせてたでしょ。完投できるようなピッチャーになった。我慢をしながら育てないといけないんで、加藤君はFAでハッピーな契約をできた。あのままだったら、加藤君は投げたらすぐ代えられてた」
チーム首脳陣が、投手の球数やイニング限界は想像や先入観で決めていた。新庄監督がそのすべてを取っ払ったことで、金村や伊藤大海のような完投できる投手が育った。
確かに新庄監督のおかげである。
指揮官は「やっぱり完投。いろんなプラス材料が出てくるんで。気持ちの面にしても、中継ぎを休ませる（ことも）。投げたくてうずうずする中継ぎになってほしいしね」と話し、「（24日先発予定の）山崎くん、ああ、（完投）あるね。その次は細野くん？ 細野君は5回に足をつるルーティーンがあるから。1回ずつ伸ばしてほしいね。6回に足つって、次は7回に足つって、その次は8回に足つるって。そういう冗談を言いながらでも勝っていきますよ」と続けた。
