中村紀洋氏「気候です」打球が飛ぶか飛ばないかを決める大きな要素
2025年5月23日(金)20時0分 スポーツニッポン
近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が9日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。視聴者からの質問に答える形で、打球がどれだけ飛ぶかを左右する重要な要素について語った。
視聴者からの質問はメジャーを含め飛ぶボール、飛ばないボールについて見解を求める内容だった。中村氏は「ボールの問題ではなくて気候です」と指摘した。
メジャー球を手に「なつかしい。(NPB使用球に比べ)ちょっと(縫い目の)山が高くて(皮の表面は)ツルツル系ですよね」と語った。そして「アメリカで、なんで飛ぶか。乾燥しているからです」。中村氏は2005年に渡米した。「コロラドで2軍、マイナーの開幕戦。(打席でスイングし)あっ、やってもうた〜。センターフライやあ…という打球が(スタンドに)入ったんですよ。(コロラドは)標高が高いのもあってボールが飛ぶ。落ちてこないんですよ。日本は風もあって湿気が多いから飛ばない」と断言した。