巨人・赤星優志「甲斐さんが“今日は打つぞ”みたいな顔をしていた」V打の頼れる“監督代行”に感謝
2025年5月23日(金)22時50分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人5—0ヤクルト(2025年5月23日 東京D)
巨人が今季9度目の先発マウンドに上がった赤星優志投手(25)の快投で5月初の3連勝を飾った。赤星はプロ初の完投を完封で飾り、今季3勝目(3敗)。打っても自身初の2打点を挙げるなど投打で25歳右腕が躍動した。試合後には赤星が本拠・東京Dのお立ち台に立った直後に決勝打を放った甲斐拓也捕手(32)が阿部慎之助監督(46)に代わって勝利監督インタビューを行った。
プロ4年目で初の大仕事。それはバッテリーを組んだ甲斐の存在が大きかった。マウンドから引き揚げるたびに声を掛けてくれた32歳の頼れる相棒。この日は4回には試合の均衡を破る決勝点となる先制打でチームに流れを引き寄せてくれた。
赤星はお立ち台で「甲斐さんが“今日は打つぞ”みたいな顔をしていたので、それを信じて…本当に打ってくれたので凄いうれしかったです!」と柔らかな笑みを浮かべ感謝の思いを口にした。
<チーム初完投>無四死球のプロ初完封で今季のチーム完投一番乗り。巨人で開幕46試合目にチーム初完投は、11年の35試合目(内海哲也=完封)を抜く最も遅い記録になった。