巨人・赤星優志 プロ初完封で35日ぶり3勝目!打ってもプロ初の2点適時打 5月初の3連勝呼ぶ116球
2025年5月23日(金)20時44分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人5—0ヤクルト(2025年5月23日 東京D)
巨人の赤星優志投手(25)が23日、ヤクルト戦(東京D)で今季9度目の先発登板。116球を投げ7安打5奪三振、無四球の快投を見せ、プロ初の完投を完封で飾り今季3勝目(3敗)を挙げた。
4月18日のヤクルト戦(神宮)で今季2勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっている赤星が、投打で躍動した。
投げては初回、2回と3者凡退斬りと上々の滑り出しを見せた赤星は、7回まで5安打を打たれるも得点は許さず。今季最長、自身のキャリアでも最長タイとなる8回のマウンドも気迫の投球で無失点に抑えた。9回のマウンドに立つと、本拠スタンドから大歓声が巻き起こった。ファンの期待を背に最後まで投げ抜き、得点も許さなかった。
打撃でも4回に甲斐が先制打、ヘルナンデスが連打で2点目を挙げると、2死満塁で相手先発左腕・山野から中前に自身初となる2点適時打を放ち一塁ベース上でガッツポーズを見せた。
赤星のキャリア最長イニングは2023年9月21日の阪神戦(甲子園)で記録した8回(106球を投げ6安打7奪三振無失点の快投で勝ち投手)だった。また、打点を挙げたのは2024年5月18日の広島戦(マツダ)で以来。この時は2回に投前犠打野選による1打点だった。