【平和島ボート G2モーターボート大賞】中野次郎 自信を取り戻し頂点狙う「今のペラなら戦える感じ」
2025年5月24日(土)20時5分 スポーツニッポン
ボートレース平和島の「G2モーターボート大賞〜G1・G2優出者バトル〜」は5日目10〜12Rで準優勝戦が行われ、25日の最終日12Rで争われる優勝戦メンバーが出そろった。
準優勝戦10Rはカド4コースから的確に差して1周2マークを先取りした地元・東京支部の中野次郎(43)が優勝戦進出一番乗りを果たした。
平和島は2009年3月2日の54周年記念、11年4月12日の57周年記念と2回のG1Vを含む通算5Vの実績を残しているが「何年か前から、ずっと平和島に苦手意識があった」と語る。
その背景には今節の予選最終日は「分からなくなってきた。エンジンはいいけど、ペラの方向性が定まっていない」と6、4着に終わったことがある。
だが、今節は「思い切ってペラを叩いて、バランス取れていい方になっている。今のペラなら戦える感じ」と調整に正解を出して、きっちり優出に結びつけた。
次は22年7月29日以来の平和島6V(通算では3月9日の宮島以来今年3回目&通算54回目の優勝)に向け「ブレーキをかけず頑張る」と自信を取り戻し、3号艇の優勝戦もかつての平和島巧者ぶりを見せつけるか。注目だ。