【卓球】張本美和・木原美悠組は銅メダル 中国ペアにストレート負け...張本美「実力不足」
2025年5月24日(土)20時23分 スポーツニッポン
◇卓球・世界選手権(2025年5月24日 カタール・ドーハ)
女子ダブルス準決勝が行われ、張本美和(16)・木原美悠(20=ともに木下グループ)組が王曼イク、カイ曼組(中国)に0−3のストレートで敗れ、日本人同士では67年大会の森沢幸子、広田佐枝子以来となる58年ぶりの優勝はならなかった。
第1ゲームは序盤でリードを奪ったものの、6連続失点で逆転を許し、8−11で落とした。第2ゲームは序盤こそ競り合ったものの、6−11で失った。第3ゲームも流れを変えることができず、1ゲームも奪えずに敗退が決まった。
張本美は、松島輝空(木下グループ)と組んだ混合ダブルスは準々決勝で王楚欽、孫穎莎組(中国)に敗れてメダル獲得ならず。23日のシングルス準々決勝では王曼イクに0—4で敗れた。世界選手権個人戦は初出場ながら「金メダルが欲しい」と3冠に照準を合わせてきたが、厳しい現実を突きつけられた。
ただ、木原と組むダブルスは4戦連続ストレート勝ちと順調に勝ち上がって4強入りを果たし、メダルを確定させた。決勝進出をかけて対峙(たいじ)したのは、シングルスで敗れた王曼イクの中国ペア。早々にリベンジの機会が訪れたが、再び涙をのんだ。
木原は長崎美柚と組んで出場した23年大会に続く銅メダルを手にした。
▼張本美 実力不足。いいプレーをし続ける難しさを感じた試合だった。けがなく(大会を)終えることができたのは良かった。練習でもっと精度を上げ、試合で発揮できるようにしたい。
▼木原 中国選手と試合をするときは1ゲーム目が本当に大事だと思う。そこを取り切れなかったことは悔しい。まだ実力が足りない。