大阪桐蔭が12年ぶりコールド負け 西谷浩一監督「まだまだ力が足らないことがわかりました」
2025年5月25日(日)17時13分 スポーツニッポン
◇春季高校野球近畿大会1回戦 東洋大姫路 9—2 大阪桐蔭(2025年5月25日 さとやくスタジアム)
大阪桐蔭(大阪1位)は中野大虎、森陽樹のプロ注目右腕が打ち込まれ、東洋大姫路(兵庫1位)に8回コールドで敗れた。7点差以上を付けられるのは、15年選抜大会準決勝で敦賀気比(福井)に0—11で敗れて以来。コールド負けは、13年秋季大阪大会4回戦で履正社に1—13で5回コールド負けして以来、12年ぶりだった。当時の履正社を指揮していたのは、この日の対戦相手・東洋大姫路を率いる岡田龍生監督だった。
以下は、試合後の大阪桐蔭・西谷浩一監督との一問一答。
—試合を振り返って
いい打線だと聞いてましたけども、しっかり捉えられて、こういうバッティングをしたいなというお手本のようなバッティングをされましたので、夏に向けていいものを見せてもらいました。まだまだ力が足らないことがわかりましたので、いい勉強になりました。
—東洋大姫路というチームの印象
選抜はテレビでは見ていましたけど、みんないいなと思っていました。こういう打線を抑えられるようにしないといけないのと同じように、打てるようにしないといけないと思います。
—ユニホームが履正社から東洋大姫路に変わった岡田監督を見て。
ちょっと不思議な感じはしましたけども、やっぱりさすがだなと思いました。
—次に対戦するとしたら、全国の舞台になる。
練習試合も何回か申し込んだんですけど、「まだ、やらんとこ」って言われたので(苦笑)。夏を前にいいチームでやらしてもらって。岡田先生がやりたい野球が短期間で、しっかり仕込まれてるなと感じました。
—夏に向けて具体的に強化していきたい部分。
当たり前ですけど、バッテリー含めたディフェンスから攻撃にということですけども、その両面をね。公式戦ができなくなりましたんで、練習試合でしっかりと勉強したいと思ってます。
—中野と森について。
2人がやってもらわないと夏、勝てないので、切磋琢磨して、いい状態で大会に入ってもらうようにしたいと思います。
—これだけ点差が付くとは、想像できなかったか。
競り合って勝ちたいなと思ってたんですけども、競り合うとこまでいかなかったので。
—13年秋にコールド負けした時は、翌年の全国制覇につながっていった。
そうですね。そうなれるように頑張りたいと思います。