【高校野球】東洋大姫路が大阪桐蔭にコールド勝ち 岡田龍生監督「成長させてもらった」

2025年5月26日(月)6時0分 スポーツニッポン

 ◇春季高校野球近畿大会1回戦 東洋大姫路9—2大阪桐蔭(2025年5月25日 さとやくスタジアム)

 近畿大会の1回戦2試合があり、東洋大姫路(兵庫1位)は大阪桐蔭(大阪1位)を9—2の8回コールドで破って準決勝進出を果たした。

 岡田龍生監督は、履正社の指揮官時代に何度も好勝負を演じたライバルと就任後初対決。敵将の西谷浩一監督からは何度も練習試合の打診を受けていたが「もうちょっと力をつけてから」と固辞していた。投打のかみ合う快勝に「大阪桐蔭さんのおかげで成長させてもらった。今日は楽しく野球ができた」と目尻を下げた。

 指揮官が「大きかった」と称えたのは、3番・高畑知季(かずき=3年)の一発だ。初回1死一塁で中野大虎の速球を捉え左中間へ先制2ラン。「バットを短く持ってコンパクトに振ることをイメージした」。7回先頭では4月のU18代表候補合宿の練習試合で対戦した森陽樹から中安打を放ち、8回はコールド勝ちを決める左越え2点二塁打。相手の二枚看板を攻略しての3安打4打点にも「夏が本番なので、油断せずやっていきたい」と浮かれる様子はなかった。 (石丸 泰士)

 ≪12年ぶり屈辱≫大阪桐蔭はプロ注目の中野、森の両右腕が打ち込まれ、13年秋季大阪大会4回戦で履正社に1—13の5回コールドで敗れて以来、12年ぶりのコールド負けを喫した。当時の履正社を指揮していたのは、対戦相手の東洋大姫路を率いる岡田監督。西谷監督は「力が足らないことがわかりました」と脱帽した。

スポーツニッポン

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