巨人がキャベッジのプロ野球11万号で2位浮上! “地方の鬼”山崎伊織がセ最多タイ6勝目
2025年5月28日(水)20時59分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人4—1広島(2025年5月28日 金沢)
巨人は一発攻勢で広島に逆転勝ちを収め、5連勝後の2連敗を阻止。再び今季最多タイの貯金5として2位に浮上した。広島戦の連敗は4でストップ。今季対戦成績を4勝7敗としている。
金沢では2021年6月22日のDeNA戦以来4年ぶりの試合開催となったが、これで通算成績は6勝8敗1分け。
地方球場で昨季4勝(1敗)を挙げ、防御率も1.32だった先発右腕・山崎が7回途中6安打1失点の好投でリーグ最多タイの今季6勝目(1敗)。今季も“地方の鬼”ぶりを見せつけた。
山崎はマウンドの土がやわらかく深くえぐれることもあってか初回はやや不安定な立ち上がり。2死から安打、四球、二塁打で1点先制を許した。
だが、その裏、増田陸が今季チーム初、自身にとってもプロ初となる初回先頭打者アーチを左翼スタンドへ放ってあっという間に追いつくと、4番・キャベッジが右翼ポール際の場外へ勝ち越しの7号ソロ。これが決勝点となった。
2—1で迎えた7回には増田陸の左中間を破る適時二塁打とプロ初の3番起用に3安打猛打賞で応えた泉口の右前適時打で2点を追加し、山崎降板後は中川、大勢、マルティネスの継投で逃げ切った。
なお、キャベッジの本塁打はプロ野球通算11万号のメモリアル弾となっている。