巨人・戸郷翔征が同学年の新横綱・大の里と対談熱望「縁起もいいでしょうし、触るだけでも(笑)」

2025年5月30日(金)5時10分 スポーツ報知

キャッチボールで調整する戸郷

 巨人・戸郷翔征投手(25)が29日、同学年の新横綱の躍進を励みに、巻き返していくことを誓った。先発が予定される次回6月1日の中日戦(バンテリンD)へG球場で練習。大相撲で横綱に昇進した大の里の話題となり「ニュースで見ました」とすかさず反応し「そのスポーツのトップに立っていれば、いずれ対談とかそういうのもあると思うし。同年代の人が活躍してくれるのはすごいありがたい。違うスポーツでも、すごいうれしいこと」と祝福を込めて話した。

 相撲に詳しいわけではないが、2000年度世代として、その活躍ぶりには燃えるものがある。大の里は大学卒業からわずか2年で最高位まで上り詰めた若きスター力士。将来的な同学年対談も心待ちにし「会いたい。縁起もいいでしょうし、触るだけでも(笑)。触りに行こうかな」と声を弾ませた。

 昨季まで3年連続12勝を挙げ、若きエースへと成長した右腕。しかし高卒7年目の今季は開幕から苦しみ、7登板目となった前回25日のヤクルト戦(東京D)でやっと初勝利を手にした。競技は違えど一度も負け越すことなく横綱まで昇進した大の里の強さには「すごいですよね」とリスペクトがある。戸郷自身も、昨季までの6年間は毎年勝ち越してきた。1勝4敗の現状には悔しさしかない。

 「初めてこんなに勝てない日が続いた」と一時はトンネルにも迷い込んだが「今までは積み重ねる喜びを感じたけど、初めて1つの勝ち星の重さだったりを感じた。(前回は)いい風に乗れるような1勝になったかなと思う。僕の場合は一人一人を抑えていくしかない。できる最大のことをやっていきたい」。横綱ばりの連勝街道へ、今は勝ち越しだけを見据えて腕を振る。(堀内 啓太)

スポーツ報知

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