トラックハウス、小椋藍の手術完了を発表。すでにアラゴンGPに向けてリハビリを開始/MotoGP
2025年5月29日(木)13時7分 AUTOSPORT web

5月28日、ロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦しているトラックハウスMotoGPチームは、第7戦イギリスGPにて右脚を負傷した小椋藍について、同個所の手術が完了したことを発表した。
小椋は、5月23日に行われたイギリスGPのフリー走行1回目の終盤に2コーナーで転倒を喫し、右脛骨上部を負傷。初日午後のプラクティスでは、1度コースインするも1周のみでガレージに戻り、早々に切り上げていた。その後、骨折の可能性があると診断された小椋は、同大会2日目以降を欠場し、スペイン・バロセロナで検査を受けることとなった。
今回のチームリリースによると、26日に行われた検査により右脛骨上部の骨折が確認されたのち、翌27日に手術が実施されたことが明かされた。この手術は無事成功し、小椋は既に第8戦アラゴンGPへ向けて、リハビリを開始している模様だ。
なお、チームは小椋について、「アラゴンGPへの出場に間に合うことを期待している」と述べているものの、右脚の回復状態に関して経過観察を続けるとともに次戦アラゴンGPの前に評価検査を実施して出場可否の判断を行うとしている。
■小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)
「手術が完了しました。うまくいったと思いますし、膝の調子もかなり良いと感じています。100%のコンディションに戻るには少し時間が必要です。なかなか難しいですが、アラゴンに間に合うか、様子を見ていきます。脚の回復のためにできることはやっていますが、このような状況ではできることは限られています。できることをして、次のレースに向けて準備していきます」