J2藤枝 MF岡沢昂星が攻撃参加宣言「3列目から飛び込めば」…6戦ぶり勝利目指し31日・ホーム山形戦

2025年5月29日(木)6時10分 スポーツ報知

中盤で存在感を見せている藤枝の岡沢(右、カメラ・里見 祐司)

 J2藤枝MYFCは28日、ホーム・山形戦(31日)に向けて焼津市内で練習を行った。チームは直近5試合で白星がなく(1分け4敗)、3戦連続無得点。ゴールをこじ開けるべく、MF岡沢昂星(21)が3列目から飛び出すことを誓った。

 C大阪から期限付きで今季移籍加入。今月6日の仙台戦からボランチの定位置をつかみ、同11日の磐田戦では、中盤のセカンドボールの争奪戦で存在感を見せた。豊富な運動量が持ち味だが、「最近は守備の強度やプレスのスピードも上がっている」と手応えを感じている。須藤大輔監督(48)も「キャンプから成長しています。ボールを散らす力もある」と実力を認める。

 あとは結果を数字で残すこと。「もっと前へいってほしい」と指揮官は攻撃参加に期待。前節(25日)の山口戦は、何度も攻撃の形をつくりながらフィニッシュの精度を欠き、0—0で終わった。山形戦では、なんとかゴールを奪いたい。

 その点は岡沢も理解している。「ゴール前に入っていくことを意識しています。3列目から飛び込めば相手もついてこれない」。この日のミニゲームでも、サイドから崩して最後に岡沢が中央からミドルを決めた。攻撃を支えるだけでなく、得点に絡むことで勝利を呼び込む。

(里見 祐司)

 〇…MFシマブク・カズヨシ(25)が「数字が欲しい」と今季初ゴールを見据えた。山口戦では左サイドで攻撃の起点になり、正確なクロスを送るだけでなく、惜しいミドルも連発。「今度こそ決めたい」と、この日も居残りでシュート練習に励んだ。山形戦では俊足MFイサカ・ゼインとのマッチアップが予想される。「攻め込むことで、スピードに乗せないようにしたい」と対策も万全。4月29日の愛媛戦以来、1か月ぶりとなる勝利をホームで飾る。

スポーツ報知

「攻撃」をもっと詳しく

「攻撃」のニュース

「攻撃」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ