菊池雄星が先発したエンゼルス―ヤンキース戦 7回にファンがグラウンド乱入ハプニング 試合一時中断

2025年5月29日(木)13時55分 スポーツニッポン

 ◇ア・リーグ エンゼルス0—1ヤンキース(2025年5月28日 アナハイム)

 エンゼルスは28日(日本時間29日)、本拠でのヤンキース戦に敗れ、5連敗を喫した。先発した菊池雄星投手(33)は中4日で5回1失点と力投も援護に恵まれず5敗目を喫し、チームも5連敗となった。また、試合途中にはファンがグラウンドに乱入するハプニングも起きた。

 7回のエンゼルスの攻撃中、オハピーが打席に入ると、ヤンキースのユニホーム、赤い帽子を着用したファンがグラウンドに乱入。制止しようとした警備スタッフを上手くすり抜け、右翼ポール際のスタンドに戻ろうとしたが最後は取り押さえられた。

 しばらく試合が中断し、打席のオハピー、ヤンキース捕手・エスカラは苦笑いするしかなかった。右翼手のベリンジャーはファンを追いかける警備スタッフを見つめていた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス担当、サム・ブラム記者が自身のX(旧ツイッター)で「ファンがフィールドを走り回った。彼は警備員をかわしてスタンドに飛び込もうと思ったが、そこで終わった」などと記した。

 先発した菊池は初回1死二塁のピンチで相手主砲・ジャッジを申告敬遠。その後、1死満塁からボルピに中犠飛で先制を許した。

 2回も2死から一、二塁のピンチを招くとジャッジを2打席続けて申告敬遠とエ軍ベンチが勝負を避ける判断を下した。この勝負手が奏功し、次打者・ベリンジャーを左飛に打ち取ってこの回は無失点で切り抜けた。

 3回から5回までは相手打線を無安打に封じ、5回に先頭で迎えたジャッジも外角チェンジアップで右飛。中4日、93球を投げ、5回4安打1失点、2つの申告敬遠を含む5四球と粘投したが、打線の援護がなく、菊池は5敗目。チームも5連敗を喫した。

スポーツニッポン

「エンゼルス」をもっと詳しく

「エンゼルス」のニュース

「エンゼルス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ