U21日本代表、難敵サウジアラビアと痛み分け…藤尾翔太が79分に退場もスコアレスドロー

2022年6月6日(月)23時54分 サッカーキング

U21日本代表とU23サウジが対戦した [写真]=AFC

写真を拡大

 AFC U−23アジアカップウズベキスタン2022・グループD第2節が6日に行われ、U−21日本代表とU−23サウジアラビア代表が対戦した。

 日本は初戦でアラブ首長国連邦と対戦し、2−1の辛勝で白星スタート。優勝候補との呼び声高いサウジアラビアはタジキスタンに5−0の快勝を収め、同じく白星スタートを切っている。日本はUAE戦からスタメンを3人入れ替え、半田陸、山本理仁、藤尾翔太が先発に名を連ねた。

 前半は日本が押し込む展開に。9分、左サイドをえぐった斉藤光毅が角度のないところからゴールを狙ったものの、枠を捉えることはできない。36分にはカットインから斉藤が右足を振り抜くが、これは相手GKに防がれる。さらに41分、加藤聖のクロスにファーの藤尾翔太が合わせたが、惜しくも枠を外れる。前半に得点は生まれず、スコアレスで折り返す。

 こう着状態が続くなか、日本は78分に退場者を出してしまう。空中で相手と競った藤尾の手が相手の顔面に入ってしまい、相手は鼻から出血。主審は最初イエローカードを提示したが、オンフィールドレビューで映像を確認し、カードの色を赤に変えた。

 数的有利を得たサウジアラビア代表は89分に日本のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でトゥルキー・アル・アンマールが右足を振り抜き強烈なミドルシュートを放つが、枠をとらえていた一撃はGK鈴木彩艶の右手に阻まれる。

 試合はこのまま終了し、10人の日本が耐え切ってスコアレスドロー。ともに1勝1分となった。グループ最終節は9日に行われ、日本はタジキスタン、サウジアラビアはUAEと対戦する。

【スコア】
U−21日本代表 0−0 U−23サウジアラビア代表

【スターティングメンバー】
日本
鈴木彩艶;半田陸、鈴木海音、チェイス・アンリ、加藤聖;山本理仁(83分 松岡大起)、藤田譲瑠チマ、鈴木唯人(87分 山田楓喜);藤尾翔太(79分 退場)、細谷真大(83分 中島大嘉)、斉藤光毅(61分 三戸舜介)

サッカーキング

「サウジアラビア」をもっと詳しく

「サウジアラビア」のニュース

「サウジアラビア」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ