鎌田大地、来週ミラン移籍決定か「EU圏外枠の問題浮上も…」ローマ行き消滅
2023年6月30日(金)5時49分 FOOTBALL TRIBE
ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを退団した日本代表MF鎌田大地は、セリエA(イタリア1部)ミラン移籍破談報道から一転、来月上旬にもミラン加入が正式決定する模様。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマ行きの可能性は消滅したようだ。
鎌田の去就については、イタリア国内の複数メディアは「年俸300万ユーロ(約4億5000万円)による4年契約でサインを交わす」と報道。今月20日のキリンチャレンジカップ2023ペルー戦後にメディカルチェックを受けるとみられていた。
しかしミランは鎌田との正式契約前に、チェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得することで合意。ロフタス=チークがメディカルチェックのために現地入りしている。
これをうけて、イタリア国内では「ミランは鎌田をブロックした。EU圏外選手枠はロフタス=チークの獲得により、残り1枠となる」と報じられていたが、一部では、ロフタス=チークがイタリア国籍を持っている可能性が伝えられている。
またイタリア紙『トゥットスポルト』の報道によると、鎌田本人は来週にも現地入りして複数年契約を結ぶとのこと。同選手の獲得が遅れた理由について「1か月前に代理人の手続きで問題を抱えたが、解決に向かっている。鎌田のメディカルチェックにゴーサインが出る見込みだ」としている。
なおローマの専門サイト『planeta roma』は今月27日に「ミランは鎌田から離れただろう。ローマは今再び日本人選手について考えることができる」と報道。EU圏外選手枠の問題により、鎌田のミラン行きはないと予想していたが、既報通りミラン移籍が正式決定する見込みだ。