7人デビューの日本代表、香港に6発快勝! 相馬と初出場の西村&町野が2ゴールずつ

2022年7月19日(火)21時10分 サッカーキング

香港戦で2点を決めた相馬勇紀(写真は昨夏の東京五輪) [写真]=Getty Images

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 EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会・第1節が19日に行われ、日本代表と香港代表が対戦した。

 11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022本番まで、代表活動は今回を含めて残り2回。ほぼ国内組で構成されたメンバーが、カタール行きの切符を掴むため、アピールを目指す舞台となる。4大会ぶり2度目の大会制覇に向けた初戦、森保一監督は明治安田生命J1リーグで首位を走る横浜F・マリノスのメンバーを中心にスターティングイレブンを選び、鈴木彩艶、藤田譲瑠チマ、西村拓真、水沼宏太、町野修斗の5選手が先発でA代表デビューを果たした。

 日本は開始早々の2分に幸先よく先制する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得し、キッカーを務めたのは相馬勇紀。直接ゴールを狙うと、ボールは弧を描いてゴール左上に吸い込まれた。

 20分、右サイドから山根視来がピンポイントのアーリークロスを供給。合わせた町野がドンピシャのヘディングシュートをゴール左下に流し込み、日本がリードを広げた。さらにその直後、日本に3点目が生まれる。高い位置で水沼がボールを奪い、こぼれ球を拾った相馬は素早く西村につける。西村は振り向きざまに右足を振り抜き、ゴール右下に突き刺した。町野と西村はデビュー戦で代表初得点を記録することになった。

 40分、西村がペナルティエリアの外から左足一閃。鋭い一撃をゴール左下に突き刺し、自身の2点目を記録する。日本は大量4点のリードで折り返した。

 後半に入っても試合の主導権を握る日本代表は、55分に点差をさらに広げる。水沼のスルーパスに抜け出した山根がニアに高速のクロスを供給。相馬がフリックで合わせて押し込み、自身の2ゴール目を記録。さらにその2分後、日本代表が6点目を獲得する。水沼が右サイドから低くて速いクロスを供給すると、相手GKがこれをファンブルし、こぼれ球に詰めた町野も自身の2点目を記録した。

 日本代表は63分に3枚替えを敢行。宮市亮は約10年ぶりとなる代表戦出場を果たし、岩崎悠人はA代表デビューを果たした。さらに74分、山根に代わって大南拓磨が出場。大南も日本代表初出場となった。一方、香港では77分から市川聡悟が途中出場。大阪生まれの17歳は香港A代表デビューを飾った。

 終盤は疲労の影響か両軍ともペースダウン。試合はこのまま終了し、日本が6−0の快勝で白星スタートとなった。次戦は24日に行われ、日本は中国、香港は韓国と対戦する。

【スコア】
日本代表 6−0 香港代表

【得点者】
1−0 2分 相馬勇紀(日本)
2−0 20分 町野修斗(日本)
3−0 22分 西村拓真(日本)
4−0 40分 西村拓真(日本)
5−0 55分 相馬勇紀(日本)
6−0 57分 町野修斗(日本)

【スターティングメンバー】
日本代表(4−2−1−3)
鈴木彩艶;山根視来(74分 大南拓磨)、谷口彰悟(46分 中谷進之介)、畠中槙之輔、杉岡大暉;藤田譲瑠チマ、岩田智輝;西村拓真(63分 脇坂泰斗);水沼宏太(63分 岩崎悠人)、町野修斗、相馬勇紀(63分 宮市亮)

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