選手権リーダーがまさかの離脱! AOレーシング、プリオールがチームを去ると発表。後任は後日決定

2024年7月25日(木)12時18分 AUTOSPORT web

 AOレーシングは7月24日、ロード・アメリカで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第8戦を前に、セバスチャン・プリオールとの関係を解消することを明らかにした。


 今週水曜日にチームから発表された短い声明によると、プリオールは契約しているマルチマチック・モータースポーツとの「成長したコミットメントに集中するため」77号車ポルシェ911 GT3 Rのコクピットを離れるという。


 また、この移籍は、イギリス人ドライバーの「負担の増大とスケジュールの都合」のため「予想よりも早く」なったことが伝えられた。


 今季ここまでラウリン・ハインリッヒとともに恐竜カラーの77号車ポルシェ“レキシー”をドライブし、来月はじめ8月2〜4日にロード・アメリカで行われる『IMSAスポーツカー・ウイークエンド』にはピンク色のリバリーをまとう“ロキシー”でレースを戦うはずだった彼の後任は、「近日中」にアナウンスされる予定だ。


 チーム代表のグンナー・ジャンネットは、「AOレーシングの全員がセブ(プリオールの愛称)の成功を祈るとともに、マルチマチックが彼を私たちと一緒に過ごさせてくれたことに感謝している」と語った。


「“レキシー”に命を吹き込んだとき、セブは私たちのチームにとって重要な役割を果たしてくれた。そして、彼とともに初期の成功を収めることができたことを誇りに思っている」


「我々は現在ポルシェと協力し、残りのシーズンを一緒に戦うラウリン(・ハインリッヒ)のチームメイトにふさわしいドライバーを見つけるために努力をしている」


 ハインリッヒとプリオールは、今季2024年のラグナ・セカとデトロイトで2連勝を達成したあと、直近にカナダで行われた第7戦モスポートで3位表彰台を獲得。ロード・アメリカ戦を前にした今、GTDプロクラスのドライバーズランキングで首位に立っている。

恐竜リバリーをまとう、AOレーシングの77号車ポルシェ911 GT3 R。愛称は“レキシー”。第8戦ロード・アメリカと第9戦バージニアには妹の“ロキシー”が登場予定だ
第7戦終了時点でシーズン2勝をマークし、GTDプロクラスのランキング首位に立っているセバスチャン・プリオール(左)とラウリン・ハインリッヒ(右/AOレーシング)


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