C大阪・MF田中主将が長期離脱 試合中の接触プレーで負傷
2025年4月30日(水)16時52分 スポーツニッポン
C大阪の主将のMF田中駿汰(27)が長期離脱することが明らかになった。30日、クラブが「左膝前十字靭帯部分損傷、左大腿骨内外顆骨挫傷」と発表したもの。少なくとも一カ月は離脱することになる。
C大阪にとって田中はアーサー・パパス監督(45)の掲げる攻撃サッカーの心臓部を担っていた。事実、欠場した29日の町田戦は中盤でボールを拾えず、シュートを3本しか打てなかった。町田戦を田中の位置でプレーしたMF中島元彦(26)は試合後に「駿汰さんのありがたみを実感しました」とつぶやくほどの存在を連戦が続く中で失った。3試合勝利がないチームにとって痛すぎる診断結果となった。
田中は25日の東京V戦の終了間際に接触プレーで負傷したが、主審はファウルを取らなかった。ヒザのじん帯を損傷するほどの接触がノーファウルだったのは不運で済ますことはできない。今季の判定基準について改めて論議を呼ぶプレーになった。