C大阪はベンチが一人足りない中で連敗 試合中も故障者が出るなど連戦に不安...
2025年4月29日(火)20時1分 スポーツニッポン
◇明治安田生命J1リーグ第13節 C大阪1-2町田(2025年4月29日 ヨドコウ桜スタジアム)
C大阪は負傷やコンディション不良でメンバーが揃わない緊急事態。アーサー・パパス監督(45)が「メンバーが少ない状況で戦うのは初めて」と話す一人少ない19人登録で町田と戦ったが、1—2で連敗となった。
リーグ戦全試合に先発していた主将のMF田中駿汰(27)が欠場。代わりにMF香川真司(36)が先発した。チャンメーカーのFWルーカス・フェルナンデス(31)とFWチアゴ・アンドラーデ(24)をベンチに置いて、FW柴山昌也(22)とFW阪田澪哉(20)を前線に起用した。前半は町田の攻撃を抑えたが、後半開始から3選手を一気に入れ替えられると4分に失点。33分にもCKから追加点を許してしまった。終了間際に、後半9分から投入したFWフェルナンデスからFWアンドラーデにパスがつながり1点を返したが、追いつくことはできなかった。
試合中、前半33分にMF北野颯太(20)が左足を痛めてピッチ外に出て治療。北野は復帰してフル出場したが、疲労感は拭えなかった。また、後半27分にはDF進藤亮佑(28)が負傷交代するなど、連戦が続く中で負の連鎖が続いている。進藤が交代した後はフェルナンデスが右サイドバックに入るなど、苦しい布陣で戦う時間帯もあった。北野も進藤も打撲で重傷ではないが、中3日で戦う5月3日の京都戦にコンディションを整えられるのかは微妙だ。
パパス監督は「難しい試合だった。フィジカル的なことが大きかった。ただ、メンバーが少なかった状況を言い訳にしてはいけない。出ている選手がしっかり見せないと。この敗戦をしっかり反省して次の試合にしっかり打開して臨める形になれば」と苦しい編成でも前を向いて戦うことを掲げていた。