C大阪、チーム編成の限界露呈?町田に完敗でフロントと戦術が批判の的に
2025年4月30日(水)15時30分 FOOTBALL TRIBE

J1セレッソ大阪が、4月29日にホームで町田ゼルビアに1-2で敗れ、2連敗で3戦未勝利となった。ホームでは6戦ぶりの黒星を喫したC大阪に対し、サポーターからは編成不備や戦術を指摘する声が相次いでいる。
ボール支配率60%を誇りながら、シュート数はわずか5本に終わったC大阪。攻撃の歯車は完全に狂い、戦術面での弱点を露呈する形となった。「ボールを回し過ぎ、攻撃に効率がない」「クロスを上げない、横パスばかりでは見てる側は面白くないし相手も全然怖くない」と、サポーターからは厳しい声が漏れた。
さらにサポーターの批判の矛先は、チーム編成の不備からフロントに向かっている。「そもそも選手が足りなすぎ」「今の不調の原因が編成の不備にあるのは明らか。現場は責められませんわ」「最低限の補強さえ出来たら上位目指せるサッカーしてる」と、アーサー・パパス監督を擁護する声も多い。
試合は前半をスコアレスで折り返したものの、後半開始直後の49分、町田がDF中山雄太の左クロスから後半から出場のFWオ・セフンが決めて先制。78分にはDFイブラヒム・ドレシェビッチのヘディングで追加点を奪った。C大阪は後半アディショナルタイム90+6分にFWチアゴ・アンドラーデが1点を返したが、反撃はそこまでだった。
町田は連敗を3で止め、2日のガンバ大阪戦(1-0)以来5試合ぶりの白星となった。C大阪は指揮官パパス監督の戦術が機能せず、3バックを採用した町田にポゼッションサッカーが完全に封じられる結果となった。