「非常に信頼を置ける選手」…バイエルン指揮官、新加入DFキム・ミンジェへの期待を語る

2023年7月25日(火)22時12分 サッカーキング

新戦力や補強方針について言及したトゥヘル監督

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 バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が25日、マンチェスター・C戦の前日会見に出席し、新戦力や今後の補強方針について言及した。

 昨シーズンのブンデスリーガで11連覇を達成したバイエルンは、今夏にアジアでプレシーズンツアーを実施。26日には東京の『国立競技場』でマンチェスター・Cとの親善試合に臨む。コンディション面で問題を抱えるドイツ代表GKマヌエル・ノイアーや同FWトーマス・ミュラーの来日は見送られたものの、新戦力の韓国代表DFキム・ミンジェやオーストリア代表MFコンラッド・ライマーはメンバー入りを果たした。

 セリエA王者のナポリから推定移籍金5000万ユーロ(約78億円)で加入したキム・ミンジェについて質問が飛ぶと、トゥヘル監督は「彼はステップバイステップでキャリアを積んできている。そして、キャリアを積むに従いどんどん新たなレベルに到達している」とコメント。続けて「おそらく明日はプレーしないだろう」と、マンチェスター・C戦では起用しないことを明言しつつ、キム・ミンジェへの期待を次のように語った。

「リュカ・エルナンデスに良く似ている。彼の代わりとしてどのような選手が欲しいかと考えた時に、彼が適任だと考えた。彼はアドベンチャーに立ち向かうと決めて、バイエルン加入を決断した。それが今後の彼の成長に貢献することを祈っているし、セリエAやチャンピオンズリーグ(CL)での活躍を基盤として今後も育って欲しい。現時点でもDFとして非常に信頼を置ける選手だ。バイエルンとの旅路で成長を遂げてほしい」

 今回の来日メンバーには、今夏の移籍市場での退団も噂されているスイス代表GKヤン・ゾマーやセネガル代表FWサディオ・マネも名を連ねている。こうした選手の去就や今後の補強の可能性について問われたトゥヘル監督は、次のように返答している。

「現在契約があってプレーしている選手たち、今後どのような契約をするかについては分からない状況があるので、そういった中で自分たちの限界を越えることが重要だ。移籍期間は5〜6週間残っているので最終的にどうなるかは決まっていない。今やらなければならないのは目の前の状況に対応し、その中でしっかりとプレーをするということだ」

 また、トゥヘル監督は期限付き移籍間の満了に伴い退団したポルトガル代表DFジョアン・カンセロについても言及。「選手として何か理由であってマンチェスター・Cに戻したわけではない。カンセロは素晴らしいプレーヤーだ。(放出には)コンディションの問題や財政的な理由がある。カンセロが我々と共にプレーした半年間は素晴らしかった」などとコメントしている。

 注目の一戦バイエルンvsマンチェスター・Cは26日の19:30にキックオフ予定。試合の模様は『Lemino』にて生配信される。

サッカーキング

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