山田真之亮 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

2017年8月3日(木)10時22分 AUTOSPORT web

山田真之亮 PRESS RELEASE


ウエットを攻め続け、次戦へ生かせる大きな収穫


 7月22〜23日、宮城県・スポーツランド菅生・インターナショナル・レーシングコースにてスーパーGT第4戦、「2017 AUTOBACS SUPER GT Rd.4 SUGO GT 300km RACE」が開催されました。


 Team TAISAN SARDでの4レース目、全8戦シリーズの前半戦を締めくくる東北ラウンドを迎えた山田真之亮は、チームメイトのジェイク・パーソンズ選手とともに7月22日、土曜日のフリープラクティスから300kmレースへの戦いに挑みました。事前テストにおいて手ごたえを感じていただけに期待感の高まる走り出しでした。


 その期待通り、TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA は走り出しからパフォーマンスを発揮。トップからわずか0.265秒の僅差で、5番手の1分19秒935は山田真之亮本来のドライビングを生かす好タイムでした。


 そして迎えた予選。路面はドライコンディションのままながら、気温、路面温度が上昇していました。渾身のアタックを続けた山田真之亮のラップタイムは1分19秒915とわずかにタイムアップしたものの、ライバル達がさらなるタイムアップをし、順位は大きくダウンした19番手。残念ながら予選1回目でノックアウトとなり、スターティンググリッドは19位となりました。


 迎えた23日、日曜日の決勝レースは朝から雨が降ったり止んだりの不安定な天候。スタート前にいったん雨が止み、グリッド上はウエットタイヤとドライタイヤを選択したチームに分かれました。


 チームが選択したのはドライタイヤ。スターティングドライバーは山田真之亮が担当しました。しかしスタート直前から雨が降り始め、路面を完全に濡らしてしまいました。

山田真之亮 2017スーパーGT第4戦SUGO


 ピットインしてウエットタイヤに交換すべきか、雨が上がることに期待するか、ライバルチームたちも作戦面で大いに悩む状況になりました。非常にスリッピーな路面を溝のないスリックタイヤで走り続ける山田真之亮。


 300クラス25番手にポジションダウンしながらも、絶妙なコントロールで周回を続け、時には上位の500クラスのマシンをも抜きながら、クラス21番手まで追い上げた47周目にルーティンのピットストップ。


 パートナーのパーソンズ選手にドライバー交代、タイヤはドライタイヤからウエットタイヤに交換、ガソリン補給を素早いピットワークで済ませて戦列へ復帰していきました。


 パーソンズ選手はベストタイムを更新しながら安定した走行を続け、コースアウトするマシンが続出する荒れた展開のなか、18位でゴールを迎えました。


 次戦は8月5日(土)〜6日(日)、静岡県・富士スピードウェイで開催されます。シーズン後半戦を迎え、山田真之亮の躍進にご期待ください。


コメント


■山田真之亮のコメント


「天候の急変でスリックタイヤのままでスタートすることになりましたが、無事に戻ってこられて良かったです。それでもほかのスリックタイヤを装着したチームよりも3〜4秒速く走れたのは自信が持てました。マシンもチームも戦える状態になってきたので、次の富士では前回のデータロガーを見直して、課題点をクリアして臨みたいです。皆様の応援、よろしくお願いします」


■Team TAISAN SARD 野田英樹チーム監督のコメント


「天候にやられました。どちらになるかのギリギリで雨が降ってきました。選択のあやがすべてです。しかし、クルマも良くなってきましたし、結果には繋がっていませんが、チームのポテンシャルは確実に上昇しています。今後のレースに期待してください」


■Team TAISAN SARD 千葉泰常チーム代表のコメント


「練習走行での速さを予選で発揮できなかったのは反省点ですが、チームとして戦える状態まで力がついたのは確認できました。シーズン後半戦は思いっきり戦えるはずです。楽しみにしてください」


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