ホンダNSX、2022年に生産終了。限定350台の最終モデル『NSXタイプS』発表へ

2021年8月3日(火)11時11分 AUTOSPORT web

 ホンダは8月3日、今月中の発表を予定しているホンダNSXの最終モデル『NSX Type S(NSXタイプS)』の先行情報を世界初公開した。


 国内最高峰シリーズのひとつであるスーパーGTでGT500車両のモデルである他、同GT300クラスや北米や欧州のGT3カテゴリーで活躍するホンダ/アキュラNSX GT3のベース車両になっている現行型NSX。


 この2代目NSXは今から5年前の2016年8月に発表され、「人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルが提案したコンセプトを継承しつつ、ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム“スポーツハイブリッドSH-AWD”を採用して登場した。


■2022年末で生産終了


 今回、先行情報が公開されたホンダNSXタイプSは、そんな2代目NSXが2022年12月をもって生産終了となることから、同車種におけるチャレンジの“集大成”として送り出される限定車だ。


 ホンダはこのNSXタイプSを、今までのNSXを超えるさらなるパフォーマンス性能の向上と、精悍さや美しさを感じられる佇まいを追求し、「走る喜び」や「意のままに操る」喜びの提供のみならず「所有する喜び」を感じてもらえる、2代目最後のモデルになるとしている。


 NSXを愛する顧客への感謝を込めたモデルでもあるNSXタイプSには限定カラーとなる新色のマットカラーなどが採用され、全世界で350台、国内ではこの内の30台が限定販売される予定だ。


 同モデルの詳しい情報は今後、ホンダNSXタイプS先行情報サイト(https://www.honda.co.jp/NSX/new/)で公開されていく。

2代目ホンダNSXの“集大成”となるNSXタイプS
2016年8月に発表された2代目ホンダNSXには3モーターハイブリッドシステム“SPORT HYBRID SH-AWD”が採用された
ホンダNSXタイプSの走行イメージ
2代目ホンダNSXの最終モデルとなるタイプSは全世界350台、日本では30台が限定発売される
Honda NSX Type S

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