マツダ、『CX-8』の生産終了を正式発表。国内販売クラス1位も記録した3列シートSUV
2023年10月31日(火)13時17分 AUTOSPORT web

10月31日、マツダは3列シートクロスオーバーSUVモデル『マツダCX-8』の生産を終了することを正式発表した。2.5リットル・ガソリン車と、2.2リットル・ディーゼルエンジン車をラインアップする同モデルの生産終了時期は2023年12月下旬の予定だ。
マツダのラージモデル商品群の中にあって、同社SUVのフラッグシップに位置づけられていたCX-8。大人6名または7名が快適に過ごせるラージサイズSUVは、日本における3列シートSUVの先駆者として同カテゴリーを牽引し、2018年は3万679台、翌19年も2万3288台が販売され、2年連続で国内3列シートSUV市場で販売台数第1位を記録した。
また2018年には、「卓越した運動性能と効率的な室内空間」や「運転負荷の軽減と先進の予防安全技術」などが評価され、2018〜2019日本自動車殿堂カーオブザイヤーの受賞車となっている。
そんなCX-8は年次改良や特別仕様車の設定、2022年11月にも行われた大幅改良などのアップデートが続けられてきたが、デビューから7年目となる2023年にその歴史にピリオドが打たれることとなった。
前述のとおり、生産終了時期は年末が予定されているが、12月までの生産台数に達した時点で販売終了になるとのこと。生産終了までにオーダーが可能なグレードなど、詳細は全国のマツダ販売店で確認してほしい。
マツダ公式サイト:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/