野尻智紀が『いばらき大使』に就任。第7戦もてぎを前にSF関係者が茨城県知事を表敬訪問

2023年8月3日(木)9時52分 AUTOSPORT web

 8月2日、2連覇中の王者・野尻智紀(TEAM MUGEN)、近藤真彦JRP(日本レースプロモーション)会長、上野禎久JRP社長、そして斎藤毅ホンダモビリティリゾート株式会社代表取締役社長が茨城県庁を訪れて大井川和彦茨城県知事を表敬訪問し、8月19〜20日に同県のモビリティリゾートもてぎで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦のプロモーションを行った。


 第7戦を前にしたこのプロモーション活動は、先日の栃木県知事への表敬訪問に続くもの。栃木県庁へは同県出身の山本尚貴が出向いたが、今回は茨城県筑西市出身の野尻が訪問することとなった。


 表敬の冒頭で近藤会長は今回の訪問についての感謝を述べるとともに、「会長という非常にやりがいのある任務を負っており、おかげさまで来場するお客様も徐々に増えてきています。日本国内の野球やサッカーのようにメジャーなスポーツになれるよう目指しています。近い将来知事にも是非モビリティリゾートもてぎサーキットにも足を運んでいただき、レースをご覧になっていただけると嬉しいです」と話した。


 これに対し大井川知事は「我々の時代は『マクラーレン・ホンダ』が活躍している時代でした。もてぎには野尻選手を応援に行かなければいけませんね」と訪問への意欲を語った。


 大井川知事はレースを現地観戦する機会がこれまでなかったようで、近藤会長と上野社長がサーキットやスーパーフォーミュラについて詳細に話すと、野尻は「このもてぎ大会は夏場の一番暑い時期に行われるので、体力的にも非常に大変なレースになります」と説明した。


 また『NEXT50プロジェクト』で推進している『SFgo』アプリの機能について紹介すると、知事は非常に興味を持った様子でいろいろと質問を投げかけていた。


 なお、この表敬中に大井川知事から野尻へ『いばらき大使』の委嘱状が手渡された。『いばらき大使』は、茨城県出身者又は同県にゆかりがあり、原則として県外に在住して各界で幅広く活躍している人物から、知事が委嘱するもの。今後野尻は茨城県の魅力や良さなどを、県外に向けて広くPRする役割を担うことになる。


「いばらき大使に任命いただいて、非常に光栄な気持ちと重責を感じています」と野尻はコメントしている。


「茨城県は自然豊かで、自分の気持ちを落ち着かせることができる場所です。いばらき大使という役職を通して、モータースポーツのファンに茨城県の魅力をどんどん発信していきたいと考えています」


 知事は最後に「野尻選手にはいばらき大使にもなっていただけましたので、是非3連覇目指して頑張ってください。これからもモータースポーツを盛り上げて行って下さい」とエールを送った。

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