F1ベトナムGP開催案が再浮上。アジアマーケットを重要視するハイネケンが熱望

2017年8月4日(金)18時3分 AUTOSPORT web

 F1経営陣は、ホーチミン市でのベトナムGPをF1カレンダーに追加するアイデアに関して再び調査しているようだ。


 Sun紙のF1記者であるベン・ハントによると、F1の代表者たちがベトナム入りし、グランプリ開催の可能性について精査しているのだという。


 ベトナムでは昨年、初の本格レースサーキットが完成したが、グランプリレースに適した会場は国内にはまだ存在しない。


 F1コミュニティにおける反応は熱心なもので、特にハイネケンなどのスポンサーの一部は、アジアを極めて重要視しており、この地域へのレース追加を実現したがっている。


「現地のパートナーを通じて、ベトナムでの我々の認知度は非常に高い。以前彼らをモンツァへ招待したが、大変喜んでいた」とハイネケンのシニアグローバルブランドディレクターのジャンルカ・ディ・トンドは述べた。


「ホーチミン市でレースを開催したらどうだろうか」


 ベトナムGPのアイデアは数年前から話題に上っているが、バーニー・エクレストンは、ベトナムでのレース開催のオファーを同国にレースの歴史がないことを主な理由に断ったことを今年明らかにした。


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