AUTOBACS RACING TEAM AGURI 2018スーパーGT第5戦富士 GT300予選レポート

2018年8月4日(土)20時33分 AUTOSPORT web

ARTA Project


2018 AUTOBACS SUPER GT
Rd.5 富士


GT300 予選レポート


明日はフロントローから。長丁場のレースをきっちりと戦いたい


ARTA BMW M6 GT3はここ富士では非常に相性が良く、昨年の8月、今年の5月の富士で優勝を果たしている。しかし、今回は500マイル(800km)という今シーズン最も距離が長いレースを走るので油断は出来ない。


前回のタイではエアコンのトラブルが発生し、ドライバーはあと少しで熱中症になるほどだったが、午前のセッションでは完璧に直り、この暑い日本でも戦えそうだ。走り始めは高木真一がセットアップを進めていった。調子は良さそうで、常にタイミングモニターのトップグループにいた。


Q1のアタックはショーン・ウォーキンショー。ショーンは走り出しから好タイムを叩き出していたが、自己最速ラップを記録した時にミスを犯してしまった。そんな状況でも4番手でQ1を突破し、Q2の高木につないだ。


高木はタイミングモニターのトップに躍り出たが、終盤他車に抜かれ2番手にドロップ。しかし、フロントローからのスタートはレースを有利に進められるので、ミスなくレースを戦い優勝を狙いたい。


土屋圭市アドバイザーのコメント


「走り出しから調子も良かったので、いかに予選で上位になれるかを考えていました。非常に暑いコンディションなので、明日は車やドライバー、スタッフにトラブルが起こらないように注意を払いながら戦っていきたいね」


安藤博之エンジニアのコメント


「第2戦のセットを基本に改善出来るところをアジャストしてここに持ち込みました。良いところもあったのですが、タイム的にはトップと少々差がありました。温度が上がった事で、色々な面で変化が生じてしまいました。ただ、セットの変更による車の反応は良かったので、徐々にパフォーマンスが向上しました。午前のセッションでタイヤを上手く合わせ込むことが出来たので、予選でも良い結果を残すことが出来ました。明日は長距離なので、何があるかわからないので、どんなシチュエーションにも対応出来るように準備したいと思います」


高木真一選手のコメント


「相変わらずM6の調子は走り出すから良くて、ショーンのQ1のコメントを元にセットを変更したらすごく良くなりました。午前中はニュータイヤで良いタイムが出て、更にラバーグリップでタイムアップする事はわかっていたので、監督からは37秒台を狙っていくように言われました。何とか目標はクリア出来ましたが、ポールまでは手が届きませんでした。しかし、車は非常によくなってきているので、2番手というポジションを無駄にしないようにしっかり戦っていきたいです」


ショーン・ウォーキンショー選手のコメント


「予選は2番手になる事が出来て良い戦いが出来ました。2番手ではありますが、ストレートスピードが速いのでトップに立てると考えています。Q1はセクター3で少しミスをしましたが、4番手でQ1を突破出来て良かったです。また高木さんはQ2で素晴らしい仕事してくれたのでフロントローからスタートを切る事が出来ます。明日はレース距離が長いのでミスをしないように走りきりたいです」


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