大谷翔平の次回先発は現地9日のジャイアンツ戦と現地報道 ネビン監督は「いつ、けいれんが起こるかはわからない」と懸念も

2023年8月6日(日)20時3分 ココカラネクスト

やはり疲労が溜まっているのだろう。けいれんを繰り返す大谷のコンディションが心配だ(C)Getty Images

 苦しい戦いが続く中、次回の先発登板が発表された。

 プレーオフ進出を目指している、エンゼルスは現地時間8月5日(日本時間6日)の本拠地でのマリナーズ戦に2対3で敗れ、これで5連敗となった。終盤まで1対2と接戦が続くも、8回表に追加点を許してしまい、最終回の攻撃でも最後までチャンスを作るも1点を返すのみで、あと一本が出ずに追いつけないまま敗戦。この日の結果で通算成績も56勝56敗と、再び貯金がゼロとなった。

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 大谷翔平は「2番・指名打者」でスタメン出場。前日まで9試合連続安打をマークしていたが、この日は2つの三振を含む4打数ノーヒットに終わっている。

 エンゼルスはトレード期限以降、補強を終えさらなる活性化が期待されたものの、まさかの5連敗。予想外とも言える状況の中、前回登板で右手中指のけいれんにより4回で降板となった大谷の先発登板予定が発表されている。米メディア『ESPN』では、ローテーション通り、現地時間8月9日(同10日)、水曜日のジャイアンツとの最終戦に先発すると報じた。

 同メディアではエンゼルスのフィル・ネビン監督からの発表であり、大谷本人が出場を求めたと明かしたとしている。さらに指揮官は「彼は自分の身体をとても大事にしている」と述べ、大谷が十分にケアしているとしながらも「いつ、けいれんが起こるかはわからない」と語ったことも綴られている。

 大谷は前回のマリナーズ戦での4回で降板した他、7月27日のタイガースとのダブルヘッダーでは完封勝利の後の第2試合で腰のけいれんで途中交代。さらに翌日のブルージェイズ戦でもふくらはぎのけいれんにより、9回の好機の打席で代打が送られベンチに退いている。

 オールスター前にも指のマメや爪の負傷による降板などアクシデントに見舞われる試合が続いた。『ESPN』の記事では大谷のコンディションについて「先月、指の水ぶくれや爪の問題に苦しんだが、ネビン監督はそれらの問題は木曜夜のけいれんの問題とは関係ないと語った」とも伝えている。

 チーム状況が苦しい中、ローテーション通り中5日での先発マウンドとなる大谷。過酷な夏場の戦い、大型連戦の最終盤でも「二刀流」でのプレーを貫くつもりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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