浅野拓磨、ボーフムでポジション変更か「フィニッシュ得意ではないが…」

2023年8月7日(月)6時54分 FOOTBALL TRIBE

浅野拓磨 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、今月6日に行われた今季開幕前最後のトレーニングマッチで決勝ゴールをマーク。現地メディアが起用法の変化に触れるとともに、同選手の得点能力に期待を寄せている。


 浅野は2021年5月にセルビア1部パルチザンを退団し、翌月にボーフムへ加入。昨季はFIFAワールドカップ・カタール大会開幕前におよそ2か月の戦線離脱を余儀なくされたが、リーグ戦25試合の出場で3ゴール2アシスト。主に右ウイングでプレーする中、5月27日の最終節バイエル・レバークーゼン戦では1ゴール1アシストをマークし、チームをブンデスリーガ残留に導いていた。


 その浅野は今季開幕にむけて好調を維持。6日に行われたプレミアリーグ昇格組のルートン・タウンとの一戦では、「3-5-2」のシステムにおける前線2トップの一角でプレー。後半開始早々に勝ち越しゴールをあげるなど、昨季までとは異なるポジションで結果を残している。


 するとドイツ誌『キッカー』は、浅野について「まだ知られていないクオリティを発揮した」と称賛した上で以下のように綴っている。


 「彼はいつも右サイドでプレーしているが、(前線2トップにおける)新しい仕事はこの日本人選手に合っているようだ。これまでのところフィニッシュは彼の得意分野ではないが、ゴール付近にもっと頻繁に顔を出すことで新たなクオリティを発揮するだろう」


 ただ一方で同誌はボーフムの補強戦略について「俊敏なストライカーをもう一人獲得するという噂もある」とリポート。今月13日にDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1回戦を控える中、浅野の起用法がクラブの補強に左右される可能性も考えられる。

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